発語を育む療育|遊びの中で「伝えたい」を大切にする支援

こんにちは、クラップジュニアです!

今回は、卵のおもちゃや野菜のパズル、ポンポン入れなどを使った、発語につながるやり取りを大切にする療育をご紹介します。

クラップジュニアでは、お子さまが何に興味を持ち、どのように気持ちを伝えているかを確かめながら、一人一人に合わせて関わっています。

① お子さまの「やってみたい」を見つける

支援の始まりは、お子さまの興味を知ることです。

卵を開けたり、穴に物を入れたり、木のおもちゃをたたいたり。好きな遊びを一緒に楽しみながら、大人と関わるきっかけをつくります。

大人の進めたい活動だけで進めず、お子さまが手を伸ばした物や、繰り返し楽しんでいる動きにも注目します。

② 遊びの動きに、短い言葉を添える

一緒に遊びながら、目の前の物や動きに合った言葉を添えます。

例えば、卵を開けるときには「ぱかっ」、ポンポンを入れるときには「ぽん」、木のおもちゃをたたくときには「とんとん」。

野菜のパズルでは、「にんじん」「かぼちゃ」など、手に取った物の名前を伝えます。

「これは何?」と答えを求めるだけでなく、大人が短く分かりやすい言葉を聞かせることも大切にしています。

③ 言葉になる前の「伝えたい」を受け止める

欲しい物に手を伸ばす、大人に物を渡す、指をさす、声を出す。こうした表現にも、お子さまの気持ちが込められていることがあります。

そのサインを受け止めながら、「これがほしいんだね」「開けてほしいんだね」と、状況に合わせて気持ちを言葉にします。

大人がすぐに先回りするだけでなく、無理のない範囲で少し待ち、お子さまが自分から伝える機会もつくります。

④「伝わった!」という経験を重ねる

発語を促す場面でも、「言えたら渡す」と言葉だけを条件にせず、身振りや指さし、声など、その子が使える方法でのやり取りを大切にします。

大人の言葉をまねしようとしたときや、音が出たときには、その表現を受け止めて遊びを続けます。はっきりした発音を何度も求めるよりも、安心して表現できる関わりを心がけています。

一人一人のペースに合わせた療育を

ここで紹介した流れは、必ず順番どおりに進むものではありません。お子さまの興味や言葉の理解、伝え方に合わせて、関わり方を調整します。

クラップでは、発語の数だけでなく、「一緒に遊びたい」「もう一回やりたい」「手伝ってほしい」といった気持ちを伝える経験も大切にしています。

遊びの中で「楽しい」「伝わった」を重ねながら、お子さまのコミュニケーションを支えていきます。