変な椅子?
こんにちは、クラップ習志野校です。
クラップでは様々な特性の児童をお預かりしますが、
児童は千差万別。
だから、その子に合わせて、ちょっとした工夫を凝らすこともあります。
例えば、写真の椅子。何か変ですよね。
脚の先にボールが刺さり、脚にゴム紐がついています。
これはふざけているわけでも、芸術作品を作ったわけでもありません。
これは、多動傾向のある児童専用の椅子です。
多動傾向の児童は、特性上、じっとしている事に他の人よりもたくさんのエネルギーを使ってしまうので、足でゴム紐をビヨンビヨンと動かすことで、机の上の学習に集中しやすくする狙いがあります。また、じっとできずに動いてしまった場合でも、余計な音が出ないように、椅子の脚にボールを刺してあります。
もちろん、すべての多動傾向の児童に、これが良いわけではありませんが、
このような形で日々工夫しながら支援させてもらっています。