小学校の入学準備|幼児期に家庭でできる学びの土台づくり
「入学までに、ひらがなを書けたほうがよい?」
「小学校の勉強についていけるだろうか」
入学が近づくと、学習や学校生活が気になる保護者の方もいるのではないでしょうか。
小学校の入学準備では、文字や計算に加えて、言葉や数を理解すること、話を聞いて行動すること、困ったときに助けを求めることも大切です。
今回は、幼児期に家庭でできる関わり方と、クラップジュニアの個別支援をご紹介します。
1.入学準備は「学びの土台」から
数字の「3」が読めることと、「3個ちょうだい」と言われて物を3個渡すことは、異なる課題です。
個数を選ぶことが難しいときには、おもちゃを一つずつ動かして数えたり、おやつを3個並べたりしてみましょう。
「言える」「読める」だけでなく、意味を理解して使えるかに目を向けると、今のお子さまに必要な経験を考えやすくなります。
言葉を理解する
物や動作と言葉を結びつける
数の意味を理解する
物を数え、必要な数を選ぶ
話を聞いて行動する
伝えられたことに取り組む
助けを求める
「分からない」「手伝って」を伝える
2.家庭でできる、短い関わり方
特別な教材や長時間の練習がなくても、毎日の生活に学びの機会があります。
買い物やおやつで、数に触れる
「りんごを2個取ってね」とお願いしてみます。難しいときは、一緒に数えながら、1個や2個から始めましょう。
片付けで、具体的な指示を聞く
「片付けて」よりも「車を箱に入れてね」と伝えます。迷っているときには、箱を指さしたり、一つ入れて見せたりします。
絵本で、言葉を共有する
「誰がいたかな?」と話したり、大人が「ねこが寝ているね」と言葉を添えたりします。質問ばかりにならないよう、一緒に楽しむ時間も大切にしましょう。
毎回すべてを行う必要はありません。生活の中で、無理なく取り入れられる場面を選んでみてください。
3.難しいときは、伝え方を変えてみる
何度伝えても取り組めないときは、どこで分かりにくくなっているのかを見てみましょう。
- 一つずつ伝える:「しまって、持ってきて、座って」ではなく、まず「クレヨンをしまってね」と伝える。
- 見せて伝える:言葉に加えて、実物や見本を示す。
- 量や難しさを調整する:問題を減らしたり、取り組みやすい段階に戻したりする。
「何回教えたか」よりも、「どんな方法なら分かりやすかったか」を手がかりにしていきましょう。
また、困って黙っているときには、「『手伝って』ってお願いしてみようか」と、その場で使える言葉を添えます。言葉で伝えることが難しければ、指さしや身振りから始めても構いません。
知らせてくれたら応じることで、「伝えると助けてもらえる」という経験を重ねていきます。
4.児童発達支援クラップの30分間の個別支援
小学校の授業は一般に45分を基本としています。クラップジュニアでは、
その準備として、30分間の個別支援の中で、椅子に座って課題に取り組む経験を重ねていきます。
お子さまの現在の姿に合わせて課題や声かけを調整し、少しずつ落ち着いて座って取り組める時間を伸ばしていきます。
小学校の授業に向けて、取り組む時間を積み重ねる。
話を聞く、姿勢を保つ、声かけで行動する姿を見る。
見本を示す、指示を分けるなど、伝え方を調整する。
小学校での生活や学習につながる力を育てる
1対1の環境では、周りの刺激を少なくし、一人一人のペースに合わせて支援できます。
30分間座って取り組むことと、内容を理解しながら取り組むことの両方を大切にし、その子に合う学び方を探していきます。
5.入学前の気がかりは、一緒に考えていきましょう
言葉が伝わりにくい、課題のたびに困っているなど、気がかりが続くときには、園の先生や自治体の発達相談などに相談する方法もあります。
「見本があると取り組める」「分からないと黙ってしまう」など、具体的な場面を共有すると、関わり方を考えやすくなります。
入学準備は、すべてを一人でできるようにすることだけではありません。その子が理解しやすい方法を知り、必要な支えを整えることも大切です。
クラップジュニアでは、一人一人の理解の仕方や取り組み方に目を向け、お子さまに合った課題や関わり方を大切にしています。
入学に向けた準備について、ご相談ください
「家庭でどう関わればよいのかな」という気がかりも、お気軽にお聞かせください。お子さまの今の姿を共有しながら、これからの学びを一緒に考えていきましょう。
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