発語を増やすために大切なこと|言語理解と表出から考えることばの育ち

 

「ことばがなかなか増えない」

「こちらの話は分かっているようだけれど、自分から話すことが少ない」

お子さまの「発語」について、このようなお悩みを感じることはありませんか?

発語を増やそうとすると、つい「たくさん話す練習をした方がいいのかな?」と考えてしまいます。

💡 ことばを育てるポイント

「話すこと」だけではなく、 ことばがわかることと、 自分から伝えようとすること も大切です。

ことばには「理解」と「表出」があります

ことばの力を考えるときには、大きく2つの面から見ることができます。

① 言語理解
「わかる力」

聞いたことばの意味を理解する力です。

「りんごはどれ?」
→ りんごを指さす

② 言語表出
「伝える力」

自分の気持ちや考えを、声やことばで伝える力です。

りんごを見て
→「りんご」と言う

発語だけでなく、その前に育っている力にも目を向けてみましょう。

まずは「ことばがわかる」ことから

例えば、こんな簡単なことばも「言語理解」の一つです。

「座って」 「立って」 「ちょうだい」 「箱に入れて」

ことばを聞いて、その内容に合った行動ができることも、ことばの発達につながっています。

初めは身振りを一緒に見せても構いません。 少しずつ、 ことばと行動を結びつける経験 を増やしていきます。

「りんご」だけでなく「食べる」も大切

「犬」「車」「りんご」など、ものの名前が分かるようになってきたら、 次は動きを表すことばにも広げていきます。

「食べているのはどれ?」
→
絵を選ぶ
→
「何してる?」
→
「食べてる!」

「わかる」から「自分で言う」へ 、少しずつことばを広げていきます。

言語理解とことばで伝える力は、それぞれ少しずつ広がっていきます。

「伝えたい!」が発語につながる

ことばを育てるうえで、もう一つ大切なのが、 「自分から伝えたい」 という気持ちです。

子ども
おもちゃを指さして「あー!」

↓

大人
「これが欲しいんだね」

↓

「ちょうだい だね」

最初から「ちゃんと言って」と求める必要はありません。 「伝えたら分かってもらえた」 という経験を重ねることが、次のコミュニケーションにつながります。

ことばは少しずつ長くなっていきます

1語が出ている場合には、大人がほんの少しことばを足して返す方法もあります。

子ども:「くるま」
大人:「赤い車だね」
子ども:「ワンワン」
大人:「ワンワン、いたね」
子ども:「ジュース」
大人:「ジュース、ちょうだいだね」

いきなり長い文章を求めるのではなく、 今使っていることばより少しだけ長い表現を聞かせていきます。

質問ばかりになっていませんか?

ことばを増やそうとすると、つい 「これは何?」「何色?」「何してる?」 と質問が増えることがあります。

🌱 こんな声かけもおすすめです

「大きいね!」 「速いね!」 「落ちた!」 「もう一回やろう」 「楽しいね」

大人がその場面に合ったことばを添えることで、 遊びながらさまざまなことばに触れることができます。

クラップで大切にしていること

✓ 聞いたことばを理解する
✓ 物や動きの名前を知る
✓ 自分の要求を伝える
✓ 1語から2語へ広げる

✨ 大切にしているのは

「わかった」
「伝わった」
「もっと伝えたい」

という経験を積み重ねていくことです。

ことばやコミュニケーションが気になる方へ

「ことばがなかなか増えない」 「自分から話すことが少ない」 「指示が伝わりにくい」 「単語は出るけれど、文章になりにくい」など、 お悩みはお子さまによってさまざまです。

見学・体験も随時受け付けています

お子さまの現在の様子を伺いながら、 どのような支援ができるか一緒に考えていきます。

お問い合わせはこちら

```